ラブドールの技術革新
- ブログ
- 07 May, 2022
今回のテーマは「技術革新」
ラブドール、リアルドール、フィギュア
最近の商品は出来が良いですね。
大体、この手のものは元来「原型師」または「造形師」さんという方がいて
粘土(ファンド)などを材料に彫刻により商品の立体物を作り出し
それを元に型を取って複製して商品を作っていました。
フィギュアに関しては2010年前後から3DCGモデリングの3Dプリンターによる出力で商品原型が作られるようになりました。
原型師さんがアナログで作っていた頃は
左右非対称だったり、原型師さんの特徴が味になっていたりしました。
それに対し3DCG原型になると
反転しても違和感がのない造形、2Dのキャラクターの再現度の高さが極まり
効率の良いパーツ分割が出来るようになり
製品のクオリティが高くなりました。
アニメも同じで、
手書き撮影のアニメの頃は、作画監督によって絵柄に特徴や味がありました。
デジタルで製作するアニメは絵柄が統一されて全話を通して設定資料そのままのクオリティになりました。
アナログ原型とデジタル原型どちらが好みかは人それぞれだと思います。
ラブドール、リアルドールも上記のようにデジタルモデリング、3Dプリンター出力の原型に移行してるメーカーがメインになってきているようです。
パーツごとに人体をスキャンしたデータ等を各部分割された状態で3Dプリンターで出力して、
組み上げた後に繋ぎ目を埋めて細かい修正をした物でシリコンを流す型を製作するみたいですね。
オリエント工業が凄い❗人間みたいだ❗と
一時期話題になりましたが、
現在の中国産ラブドールは日本産にひけをとらないクオリティになっていますね。
ラブドール、リアルドールは等身大なだけに
リアリティーの追及には、この技術革新は大きく重要だと思います。
さらに価格設定がクオリティの割に低いのもメリットですね。
ただ、技術革新が発展し過ぎて、
会話したり動いたりするドールの開発もされているようですが、個人的にそれは必要無いと思います。
ロボットも二足歩行の人型の物を開発したがりますが、絶対的に人型じゃないロボットのほうが作業効率は良いはずです
人間は限りなく人間に近い物を作り出したい願望があるんですかね?
話がそれてしまいましたが、
ここ数年でラブドール、リアルドールが
まるで人間のようなハイクオリティーな見た目になったなぁ。
技術革新が凄いなぁ😲
というお話でした。